【2025年1月再入荷予定】
再入荷通知をご利用ください
AXESQUIN ヤナギニカゼ
アクシーズクイン 凌 ヤナギニカゼ
風に吹かれるままになびく柳のように、受け流そうじゃあないか、風も雨も
-思いと創造-
シノギングでは休憩や一夜を凌ぐときにハンモックを使うことと決めている。
ハンモックはゆらゆらと眠りを誘うベッドであり椅子でもあり、とても優れた道具である一方、とても無防備な道具なので雨風を凌ぐにはタープが必要だ。
一夜を凌ぐとき、タープはハンモック(茶の間兼寝室)と森を仕切る幕としても重要な役割を担う。
我々はシノギングにおいて主にEXPED Solo Tarpを使っている。
Solo Tarpはハンモック一張りを覆うのにちょうどいい大きさなのだ。
これを使っているシノラーさんも多いだろうし、シノギング標準装備のようになっている。
しかしながら、というか当たり前だが、Solo Tarpはシノギングを考えて作られているわけではない。
とても相性はいいのだが長年使っていると、ここがこうなっていたらなぁとか、あそこがああなっていたらなぁとか、だんだんわがままになってくる。
雨の日も雪の日も、あちこちの低山で、ハンモックと一緒にタープを使い続けてわかったことをカタチにしたのがシノギングタープ「ヤナギニカゼ」である。
ハンモックに使えるタープはいろいろある。
しかし、シノギングのようなハンモック生活における使い勝手を第一に考えたタープなんておそらくないだろう。
-使い勝手-
ハンモックに座った時、背面の庇は閉じ気味にすることがほとんどなので、庇の長さは必要十分な95cmにしている。
反対に、前面の庇を110cmと長くすることで、ハンモックまわりに道具を広げても余裕があり、雨や雪を凌ぎやすくしている。
ハンモックでのんびり過ごすのもシノギングの楽しみのひとつであり、お泊りシノギングとなれば一夜を凌ぐわけだから、庇の長さを前後非対称にすることは使い勝手を良くする重要なポイントである。
ヤナギニカゼ本体のループは中心線(=最初に木につなぐ細引き)を黄色、前の庇は臙脂色、後の庇は茶色で色分けしている。
こうすることで視覚的に中心と前後左右が認識できるので張り間違えることがなく、悪天候下での設営にも大変助かる。
また、細引きは夜間の視認性を考慮して反射タイプを採用している。
ハンモックビビィTyvekを吊ったり濡れたものを干したりできるよう、タープ内にリッジライン用のループがあり、フックとアジャスターの付いたリッジライン専用の細引きが付属する。
ハンモックに座った時の背面庇の細引きはいたずらに長くせず160cmとしている。積雪期にアンカーに巻き付けて雪に埋めるときにもこの長さがあれば十分だ。
前面の庇はいつも同じ張り方をするわけではなく、頼りにする木の位置や雨風の状況、その時の気分によって張り方が変わるので、この部分がある程度自由になるようにループを9ヶ所設けてある。
ただ、これらのループすべてに細引きを付けてしまうと邪魔でうるさいだけなので付けていない。
その時に使うループにだけ、付属するフックとアジャスター付きの250cmの細引きを取り付けるように設計している。
実際には250cmの細引きでは長さが足りない場合もあるが、余っている細引きを簡単につぎ足すことができるのでご安心を。
-使いこなし-
まず、ヤナギニカゼに収納袋は付属しない。
タープはバックパック内の隙間に滑り込ませ、パッキングをきれいに見せるあんこ代わりに利用するのが凌の流儀だからだ。
こうしておけばすぐに引っ張り出して屋根を作れるので、バックパックに収納してきた装備を雨や雪で濡らさなくて済む。
その時の状況をよく観察し、雨や風を受け流すように張るのがヤナギニカゼ。
決してビンビンにテンションをかけて張るのではなく、それぞれの細引きの張り具合を調節して美しく張ることを心がけよう。
ナイロン素材は若干の伸びがあり、湿度などによってもそれが変わるので、時間の経過とともに緩んできた部分を少し張りなおす必要がある。
細引きの末端には便利なフックなどついていないので引き解け結びなどで固定する必要がある。
ロープワークに馴染みの少ない人は面倒だと感じるかもしれないが、実はこれが最も自由度が高くトラブルのない確実な方法なのである。
背面庇の切り替え部分は縫いっぱなしになっているため、雨に打たれる角度や長時間の雨で雨漏りすることがあるのでシームシーラーで目止めをしておくことをお勧めする。
-素材の特長-
どことなく和の雰囲気のある15dn多重リップストップ設計の軽量ナイロン素材、PERTEX QUANTUM PROを採用。
ナイロンは柔軟性があるので、タープに力がかかる部分の緊張を緩めて、揺れる柳の枝のように風を受け流すことができる。
軽量タープに一般的なシリコン&ポリウレタンコーティングを採用せず、撥水加工とポリカーボネートコーティング(耐水性900mm)を採用している。
-使用に際する注意-
・風の通り道で使用しないでください。
・強風下で使用しないでください。
・生地が傷んだ状態で使用しないでください。
・火気に近づけないでください。
-仕様-
素材 :PERTEX QUANTUM PRO 15dn×15dnナイロン、撥水、耐水性900mm
組成 :ナイロン100%(ポリカーボネートコーティング)
サイズ :長辺300cm、短辺205cm(生地を最大限有効に使用する設計)
重量:398g(付属品すべて含む)
原産国:日本
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AXESQUIN ヤナギニカゼ
アクシーズクイン 凌 ヤナギニカゼ
風に吹かれるままになびく柳のように、受け流そうじゃあないか、風も雨も
-思いと創造-
シノギングでは休憩や一夜を凌ぐときにハンモックを使うことと決めている。
ハンモックはゆらゆらと眠りを誘うベッドであり椅子でもあり、とても優れた道具である一方、とても無防備な道具なので雨風を凌ぐにはタープが必要だ。
一夜を凌ぐとき、タープはハンモック(茶の間兼寝室)と森を仕切る幕としても重要な役割を担う。
我々はシノギングにおいて主にEXPED Solo Tarpを使っている。
Solo Tarpはハンモック一張りを覆うのにちょうどいい大きさなのだ。
これを使っているシノラーさんも多いだろうし、シノギング標準装備のようになっている。
しかしながら、というか当たり前だが、Solo Tarpはシノギングを考えて作られているわけではない。
とても相性はいいのだが長年使っていると、ここがこうなっていたらなぁとか、あそこがああなっていたらなぁとか、だんだんわがままになってくる。
雨の日も雪の日も、あちこちの低山で、ハンモックと一緒にタープを使い続けてわかったことをカタチにしたのがシノギングタープ「ヤナギニカゼ」である。
ハンモックに使えるタープはいろいろある。
しかし、シノギングのようなハンモック生活における使い勝手を第一に考えたタープなんておそらくないだろう。
-使い勝手-
ハンモックに座った時、背面の庇は閉じ気味にすることがほとんどなので、庇の長さは必要十分な95cmにしている。
反対に、前面の庇を110cmと長くすることで、ハンモックまわりに道具を広げても余裕があり、雨や雪を凌ぎやすくしている。
ハンモックでのんびり過ごすのもシノギングの楽しみのひとつであり、お泊りシノギングとなれば一夜を凌ぐわけだから、庇の長さを前後非対称にすることは使い勝手を良くする重要なポイントである。
ヤナギニカゼ本体のループは中心線(=最初に木につなぐ細引き)を黄色、前の庇は臙脂色、後の庇は茶色で色分けしている。
こうすることで視覚的に中心と前後左右が認識できるので張り間違えることがなく、悪天候下での設営にも大変助かる。
また、細引きは夜間の視認性を考慮して反射タイプを採用している。
ハンモックビビィTyvekを吊ったり濡れたものを干したりできるよう、タープ内にリッジライン用のループがあり、フックとアジャスターの付いたリッジライン専用の細引きが付属する。
ハンモックに座った時の背面庇の細引きはいたずらに長くせず160cmとしている。積雪期にアンカーに巻き付けて雪に埋めるときにもこの長さがあれば十分だ。
前面の庇はいつも同じ張り方をするわけではなく、頼りにする木の位置や雨風の状況、その時の気分によって張り方が変わるので、この部分がある程度自由になるようにループを9ヶ所設けてある。
ただ、これらのループすべてに細引きを付けてしまうと邪魔でうるさいだけなので付けていない。
その時に使うループにだけ、付属するフックとアジャスター付きの250cmの細引きを取り付けるように設計している。
実際には250cmの細引きでは長さが足りない場合もあるが、余っている細引きを簡単につぎ足すことができるのでご安心を。
-使いこなし-
まず、ヤナギニカゼに収納袋は付属しない。
タープはバックパック内の隙間に滑り込ませ、パッキングをきれいに見せるあんこ代わりに利用するのが凌の流儀だからだ。
こうしておけばすぐに引っ張り出して屋根を作れるので、バックパックに収納してきた装備を雨や雪で濡らさなくて済む。
その時の状況をよく観察し、雨や風を受け流すように張るのがヤナギニカゼ。
決してビンビンにテンションをかけて張るのではなく、それぞれの細引きの張り具合を調節して美しく張ることを心がけよう。
ナイロン素材は若干の伸びがあり、湿度などによってもそれが変わるので、時間の経過とともに緩んできた部分を少し張りなおす必要がある。
細引きの末端には便利なフックなどついていないので引き解け結びなどで固定する必要がある。
ロープワークに馴染みの少ない人は面倒だと感じるかもしれないが、実はこれが最も自由度が高くトラブルのない確実な方法なのである。
背面庇の切り替え部分は縫いっぱなしになっているため、雨に打たれる角度や長時間の雨で雨漏りすることがあるのでシームシーラーで目止めをしておくことをお勧めする。
-素材の特長-
どことなく和の雰囲気のある15dn多重リップストップ設計の軽量ナイロン素材、PERTEX QUANTUM PROを採用。
ナイロンは柔軟性があるので、タープに力がかかる部分の緊張を緩めて、揺れる柳の枝のように風を受け流すことができる。
軽量タープに一般的なシリコン&ポリウレタンコーティングを採用せず、撥水加工とポリカーボネートコーティング(耐水性900mm)を採用している。
-使用に際する注意-
・風の通り道で使用しないでください。
・強風下で使用しないでください。
・生地が傷んだ状態で使用しないでください。
・火気に近づけないでください。
-仕様-
素材 :PERTEX QUANTUM PRO 15dn×15dnナイロン、撥水、耐水性900mm
組成 :ナイロン100%(ポリカーボネートコーティング)
サイズ :長辺300cm、短辺205cm(生地を最大限有効に使用する設計)
重量:398g(付属品すべて含む)
原産国:日本