PUROMONTE VL-29 4S
プロモンテ VL-29 4S
4シーズン対応の軽量ダブルウォールテント(2人用)
「ライト&ファースト」を目指す岳人のため「軽量・コンパクト」に主眼を置きながらも、 雪山も含めオールシーズン使用可能な2人用テント。
(雪山で使用する場合はオプションの外張をご使用ください)
開発の背景とコンセプト
「オールシーズン用テントのミニマム仕様」これがVLシリーズのコンセプトです。
1988年に発売して以来、改良に改良を重ね、2025年発売のVLシリーズは何と10代目になります。
常に「オールシーズン使用できるテント」を大前提に、強度を落とさず軽量化することに取り組んできました。
2025年発売のVLシリーズは、フライシートの素材をポリエステルリップストップから610ナイロンリップストップに変更することで、さらなる軽量化と強度アップを実現しました。
また、フライシートのカラーも変更いたします。ヘリコプターで遭難者を救助する山岳救助隊の方で「山で一番見つけやすいカラーは?」と質問したところ、「自然界にない色という理由でブルーが一番目立つ」という答えが返ってきました。
さらに、「発色の良い黄色も紅葉時期以外は非常にわかりやすい」ということでした。2025年のVLシリーズはこの2カラーで展開します。
しばらくの間、キャンプブームもあり、山岳テントもアース系カラーを求めるユーザー様が多かったように感じますが、今年のVLシリーズは、久しぶりに山岳での視認性を重要視したカラーを選択しました。
オールシーズン用テントとして充分な強度と軽量化
①610ナイロンをフライシートに採用
従来、HCS社では水分吸水率の低さ(速乾性があり、濡れた時に重たくなりにくい)を理由にフライシートとグランド部生地にはポリエステル素材を採用していました。
2025年に採用する生地は、610ナイロンは、一般的に使用されている6ナイロンと比べ吸水率が約1/3です。
これは、現在VLシリーズのフライシートに採用しているポリエステル素材に匹敵する低い吸水率です。
さらに、この生地は軽量性にも優れ、従来のテントと比べて約50gの軽量化が実現できました。
②素材の引き裂き強度がUP
引き裂き強度が従来のポリエステル素材のフライシートと比べ、約3倍と大幅にアップしました。
さらなる強度アップと軽量化を実現した2025年発売のVLシリーズは、オールシーズン用テントの定番として自信を持ってお奨めできるテントです。
他の改良点
本体とフライシートの接続部を直線的にできるよう仕様を変更し、ポールの末端が倒立スリーブ末端にあるポケットから外れにくくなりました。
これによりポールスリーブの破れのリスクが軽減されています。(実用新案申請中)
フライシートの長辺・短辺の中間部のペグループを長くして、より設営がしやすくなりました。
フライシートや本体の入口をまとめる紐を、それぞれ適切な長さに変更しました。
VELシリーズの特徴
⚪︎センターハブ
テントの構造体としての剛性を高めるために、ポールの交差部をハブで半固定しました。部品はDAC社の「SwiveIH9783」を採用。
⚪︎スクリューフック
テント本体とポールを接続する部品は、対抗する2本のフックを回転することで固定。
⚪︎倒立スリーブ
テント本体四隅は、スリーブによりポールを固定。剛性を高めながら、使用中に破損しにくい構造。
⚪︎テント内部シーム処理
シーム処理をしにくい四隅部分も特殊な方法でシーム処理。また、小物入れも装備。
⚪︎蓄光自在
光をあてるとひかり、暗い中で他テントと見分ける目安になります。
⚪︎ベンチレーション
外部との通気のためにベンチレーションを装備。雨風の強い日などに調整できるように絞りもつけています。
⚪︎テント内部ベンチレーション
内部メッシュにも絞りを入れ調整可能。
⚪︎ベルクロ仕様(内側)
フライシートと本体を固定するワンタッチ式バックル。
フライシート側のテープで張り具合も調整できます
⚪︎前接続バックル
本体とフライシートを直線的に接続することでねじれが解消し、ポールの安定性が増しました。
(実用新案登録申請中)
⚪︎コンパクト収納
2024年モデルからコンパクト性の高い形状に変更し、長さ、高さがひと回り小さくなりました。フライシートも専用収納袋付
⚪︎快適な居住空間
1人用(205×90×105cm)と、天井高105cmを確保。
超軽量テントとしては広めの設計で快適性を維持。
⚪︎カスタマイズ性
VELシリーズやVSシリーズのポールと互換性があり、例えばポールのみを強度の高いVSシリーズのポールに変更する等、強度・もしくは重量を重視したカスタマイズも可能。
⚪︎設営・撤収のしやすさ
倒立スリーブにポールを差し込み、フックを掛けるだけで設営完了。
慣れれば約4~5分で設営可能。撤収もスムーズで、テント泊初心者にも扱いやすい設計です。
⚪︎国産の強みとアフターサービス
ポール・生地・ファスナーの修理対応が可能。
テントは自然環境の影響を受けやすいため、アフターサービスの充実が安心感につながります。
軽量化競争とプロモンテのこだわり
近年、各メーカーが1kg未満の超軽量テントを開発しています。
しかし、軽量化とは、「不要と思える部分」を削ぎ落とすことで成り立ちます。
その「不要と思える部分」はユーザー様それぞれ同じではりません。
このタイプのテントは、ご自分にとって何が必要で何が不要かをしっかり判断できる方にお奨めしたいテントです。
その点において、VLシリーズは強度・軽量性・居住性等において、プロモンテのテントの中で最もバランスが取れているテントだと我々は考えています。
VLシリーズは、テント山行にデビューする方が最初に購入するテントとして、テント生産メーカーから、自信を持ってお勧めできるテントです。
スペック
素材
フライシート/20Dナイロンダブルリップストップ(ポリウレタン防水加工)
インナーテント/10Dナイロンリップストップ(通気撥水加工)
本体グランド部/30Dポリエステルリップストップ(ポリウレタン防水加工)
ポール/ジュラルミン(DAC/NFL9.3mm)
サイズ:間口205×奥行120×高さ105cm(前室60cm)
収納サイズ:本体/25×ø18cm、ポール/40×9.5cm
重量
約1,230g(本体+フライシート+ポール)
約1,430g(総重量)
付属品:アルミペグ(12本)、張綱4本/イザナス(ダイニーマ)、
本体収納袋、フライシート収納袋、ポール収納袋
プロモンテ VL-29 4S
4シーズン対応の軽量ダブルウォールテント(2人用)
「ライト&ファースト」を目指す岳人のため「軽量・コンパクト」に主眼を置きながらも、 雪山も含めオールシーズン使用可能な2人用テント。
(雪山で使用する場合はオプションの外張をご使用ください)
開発の背景とコンセプト
「オールシーズン用テントのミニマム仕様」これがVLシリーズのコンセプトです。
1988年に発売して以来、改良に改良を重ね、2025年発売のVLシリーズは何と10代目になります。
常に「オールシーズン使用できるテント」を大前提に、強度を落とさず軽量化することに取り組んできました。
2025年発売のVLシリーズは、フライシートの素材をポリエステルリップストップから610ナイロンリップストップに変更することで、さらなる軽量化と強度アップを実現しました。
また、フライシートのカラーも変更いたします。ヘリコプターで遭難者を救助する山岳救助隊の方で「山で一番見つけやすいカラーは?」と質問したところ、「自然界にない色という理由でブルーが一番目立つ」という答えが返ってきました。
さらに、「発色の良い黄色も紅葉時期以外は非常にわかりやすい」ということでした。2025年のVLシリーズはこの2カラーで展開します。
しばらくの間、キャンプブームもあり、山岳テントもアース系カラーを求めるユーザー様が多かったように感じますが、今年のVLシリーズは、久しぶりに山岳での視認性を重要視したカラーを選択しました。
オールシーズン用テントとして充分な強度と軽量化
①610ナイロンをフライシートに採用
従来、HCS社では水分吸水率の低さ(速乾性があり、濡れた時に重たくなりにくい)を理由にフライシートとグランド部生地にはポリエステル素材を採用していました。
2025年に採用する生地は、610ナイロンは、一般的に使用されている6ナイロンと比べ吸水率が約1/3です。
これは、現在VLシリーズのフライシートに採用しているポリエステル素材に匹敵する低い吸水率です。
さらに、この生地は軽量性にも優れ、従来のテントと比べて約50gの軽量化が実現できました。
②素材の引き裂き強度がUP
引き裂き強度が従来のポリエステル素材のフライシートと比べ、約3倍と大幅にアップしました。
さらなる強度アップと軽量化を実現した2025年発売のVLシリーズは、オールシーズン用テントの定番として自信を持ってお奨めできるテントです。
他の改良点
本体とフライシートの接続部を直線的にできるよう仕様を変更し、ポールの末端が倒立スリーブ末端にあるポケットから外れにくくなりました。
これによりポールスリーブの破れのリスクが軽減されています。(実用新案申請中)
フライシートの長辺・短辺の中間部のペグループを長くして、より設営がしやすくなりました。
フライシートや本体の入口をまとめる紐を、それぞれ適切な長さに変更しました。
VELシリーズの特徴
⚪︎センターハブ
テントの構造体としての剛性を高めるために、ポールの交差部をハブで半固定しました。部品はDAC社の「SwiveIH9783」を採用。
⚪︎スクリューフック
テント本体とポールを接続する部品は、対抗する2本のフックを回転することで固定。
⚪︎倒立スリーブ
テント本体四隅は、スリーブによりポールを固定。剛性を高めながら、使用中に破損しにくい構造。
⚪︎テント内部シーム処理
シーム処理をしにくい四隅部分も特殊な方法でシーム処理。また、小物入れも装備。
⚪︎蓄光自在
光をあてるとひかり、暗い中で他テントと見分ける目安になります。
⚪︎ベンチレーション
外部との通気のためにベンチレーションを装備。雨風の強い日などに調整できるように絞りもつけています。
⚪︎テント内部ベンチレーション
内部メッシュにも絞りを入れ調整可能。
⚪︎ベルクロ仕様(内側)
フライシートと本体を固定するワンタッチ式バックル。
フライシート側のテープで張り具合も調整できます
⚪︎前接続バックル
本体とフライシートを直線的に接続することでねじれが解消し、ポールの安定性が増しました。
(実用新案登録申請中)
⚪︎コンパクト収納
2024年モデルからコンパクト性の高い形状に変更し、長さ、高さがひと回り小さくなりました。フライシートも専用収納袋付
⚪︎快適な居住空間
1人用(205×90×105cm)と、天井高105cmを確保。
超軽量テントとしては広めの設計で快適性を維持。
⚪︎カスタマイズ性
VELシリーズやVSシリーズのポールと互換性があり、例えばポールのみを強度の高いVSシリーズのポールに変更する等、強度・もしくは重量を重視したカスタマイズも可能。
⚪︎設営・撤収のしやすさ
倒立スリーブにポールを差し込み、フックを掛けるだけで設営完了。
慣れれば約4~5分で設営可能。撤収もスムーズで、テント泊初心者にも扱いやすい設計です。
⚪︎国産の強みとアフターサービス
ポール・生地・ファスナーの修理対応が可能。
テントは自然環境の影響を受けやすいため、アフターサービスの充実が安心感につながります。
軽量化競争とプロモンテのこだわり
近年、各メーカーが1kg未満の超軽量テントを開発しています。
しかし、軽量化とは、「不要と思える部分」を削ぎ落とすことで成り立ちます。
その「不要と思える部分」はユーザー様それぞれ同じではりません。
このタイプのテントは、ご自分にとって何が必要で何が不要かをしっかり判断できる方にお奨めしたいテントです。
その点において、VLシリーズは強度・軽量性・居住性等において、プロモンテのテントの中で最もバランスが取れているテントだと我々は考えています。
VLシリーズは、テント山行にデビューする方が最初に購入するテントとして、テント生産メーカーから、自信を持ってお勧めできるテントです。
スペック
素材
フライシート/20Dナイロンダブルリップストップ(ポリウレタン防水加工)
インナーテント/10Dナイロンリップストップ(通気撥水加工)
本体グランド部/30Dポリエステルリップストップ(ポリウレタン防水加工)
ポール/ジュラルミン(DAC/NFL9.3mm)
サイズ:間口205×奥行120×高さ105cm(前室60cm)
収納サイズ:本体/25×ø18cm、ポール/40×9.5cm
重量
約1,230g(本体+フライシート+ポール)
約1,430g(総重量)
付属品:アルミペグ(12本)、張綱4本/イザナス(ダイニーマ)、
本体収納袋、フライシート収納袋、ポール収納袋