arata AU-08
アラタ AU-08
トレッキングで使用することを追求
完全遮光・重量・強度のベストバランス
登山用折りたたみ晴雨兼用傘 AU-08/WHITE
カーボンフレームとアルミシャフトで169gと超軽量さを実現
AU-08/WHITEは特に日本の登山シーンでの使用を想定して製品化を行いました。
多くのアウトドアカルチャーを生み出す欧米のロングトレイルと日本の登山シーンとで最も異なるのは「地形」。 日本の登山シーンは上昇気流が生まれやすい山岳地帯です。さらに遮蔽物の少ない森林限界を超えたシーンが多く、そのため高頻度に強風に遭遇します。
環境が異なれば道具の最適解も違うはず、そんな考えから生まれたのがarataのトレッキング用アンブレラ「 AU-08/WHITE」です。
「直径88cm」使いやすく疲れにくいちょうどよいサイズを採用
AU-08は日本の山岳環境に適用させるため、直径を88cmと設定しています。
例えば直径88cmの傘は同一形状の直径95cmや98cmの傘と比べて表面積はそれぞれ約14%、19%小さくなるため、風が吹いた時に傘が煽られる力もそれに比例して小さくなります。 これにより風が吹いたときにバランスを崩しにくくなるため傘を支持する筋肉の疲労も低減することが可能です。
88cmとした場合、雨天時にカバーできる面積もその分減少してしまいますが、 登山時となればある程度の雨量となった場合レインウェアを着用するものです。 登山時に使用する傘に求められるのは「雨よりも日射を遮ること」と我々は考え、日傘として使用することを重視しました。 これらを踏まえつつ使用時のバランスと携行性とサイズを検討した結果、直径を88cmと設定しています。
日傘にはより大きなサイズもありますが直径88cmというサイズであれば大柄な人でも上半身をしっかり覆うことが可能です。 必要なサイズに留めつつさらに他の部分での使い勝手を追及、バランスよくご使用いただける製品に仕上げました。
あえて「二段折りたたみ」とすることで耐風性と軽量化を両立
AU-08/WHITEは耐風性と軽量化の両立ために敢えて2段折りたたみとしました。
3段式の折りたたみ傘に比べ、収納サイズが大きくなるデメリットがありますが、フレームとシャフトの強度を保ちやすく、結果として軽量に仕上げることが可能です。特にシャフトは3段式折りたたみになると、遊びが大きく風が吹いている中で使用すると反応が遅れるために扱いにくさがあります。
またスペースの都合、3段式折りたたみは上段のシャフト直径が小さく肉厚も薄くなるため、軽量なアルミシャフトが採用しにくくなるデメリットもあります。
「強度を高めるために可動部を減らすのは設計の基本」。 arataらしくスペックでわかりやすい収納サイズよりも実際の使用時の使用感や強度を重視しました。
8本骨ながらも「169g」の軽量さを実現
AU-08/WHITEは8本骨ながらも本体重量169gを達成しています。 この軽量さを実現しているのは直径を88cmに抑制していることに加えて「カーボン強化樹脂フレーム」「アルミシャフトの採用」です。軽量さを実現するために高価な素材を惜しみなく使用しています。
今回採用した「8本骨」という個所も我々がこだわった部分の一つです。
AU-08/WHITEの開発を初めた頃は、より軽量さを重視した5本骨や6本骨もラインナップする計画でした。
我々はそれらサンプルを作成し山岳域に持ち出しテストを行いました。
幸いにも悪天候に恵まれ、予報で風速7m/sという登山時にはごく一般的な風速の中でテストを行うことができたのですが、 その時に感じたのは「5本・6本骨では使用できるシーンが限られてしまう」ということでした。
保持するのが難しくない風速でも容易に反転することが頻繁に発生しました。 この時に私達は大変に煩わしさを感じ、強度の高い8本骨のみを製品化することを決意、 生地やサイズなど様々な部分を見直す必要がありましたが、その結果使いやすい折りたたみ傘が完成しました。
AU-08/WHITEは傘を支持するのが難しくない範囲の風環境のもとでは骨の反転や破損は起こりません。 外因によるわずらわしさを最低限に抑え、日陰を提供することが可能です
「ピュアホワイト x 完全遮光 x 20Dリップストップポリエステル」
生地選びで重視したのは「完全遮光」と「軽量さ」の両立です。
市場にあるほとんどのトレッキングアンブレラは黒いベースファブリックに表面にシルバーコーティングを施しています。 シルバーコーティングは熱線の反射率が高い一方で遮光率(≒紫外線カット率)を高めようとするほどコーティングの厚みがまし、重量が増えていきます。
また軽量さと強度のバランスに優れるリップストップファブリックとの相性が良くないという一面もあります。 AU-08/WHITEは生地の裏側にリップストップファブリックとの相性も良い完全遮光のブラックコーティングを施しており、紫外線や熱線を100%カットしつつ軽量に仕上がっています。
ただしAU-08/WHITEの生地は紫外線や熱線を100%カットするものの、熱線の反射率はシルバーコーティングに劣るため、傘の生地表面温度はシルバーコーティング生地よりも高くなります。 表面シルバーコーティングか?裏面ブラックコーティングか?非常に悩ましい判断でしたが他と同じでは面白くない。 そんな思いから完全遮光と軽量さを重視し、表面はシルバーコーティングを除いた中で最も表面温度が低くなるピュアホワイトとしました。
カジュアルかつシンプルなピュアホワイトは老若男女すべての方に使いやすいカラーです。
「握りやすさを追求」したハンドル形状」
AU-08/WHITEのハンドル(握る部分)は風の強い環境下でも安心して傘をコントロール出来るように収納サイズよりも握りやすさを重視しています。
手の大きい人も小さい人も握りやすい絶妙な長さ・太さになっています。 納得できるハンドルになかなか出会うことが出来ず探し求めているうちに販売開始時期が遅くなってしまいましたが、その分皆様にもご満足いただけるものに仕上がったと考えています。
傘全体を覆う「専用収納袋」
付属する専用収納袋はハンドルまで覆うことが可能です。 シーム処理はされていませんが、傘の水を切ってから収納すればバックパック内を濡らすリスクを軽減しています。
Spec
arata AU-08 / WHITE
キャノピーサイズ : 88cm
重量:169g (Starage Bag : 8g)
素材:20D Polyester Ripstop 100% Light-Shielding Coating
フレーム:Carbon Fiber
シャフト:Aluminum Alloy
収納サイズ:37cm
※ お使いのモニター設定、お部屋の照明等により実際の商品と色味が異なる場合がございます、予めご了承ください
※文中記載の平均的寸法についてはarata調べによるものです
アラタ AU-08
トレッキングで使用することを追求
完全遮光・重量・強度のベストバランス
登山用折りたたみ晴雨兼用傘 AU-08/WHITE
カーボンフレームとアルミシャフトで169gと超軽量さを実現
AU-08/WHITEは特に日本の登山シーンでの使用を想定して製品化を行いました。
多くのアウトドアカルチャーを生み出す欧米のロングトレイルと日本の登山シーンとで最も異なるのは「地形」。 日本の登山シーンは上昇気流が生まれやすい山岳地帯です。さらに遮蔽物の少ない森林限界を超えたシーンが多く、そのため高頻度に強風に遭遇します。
環境が異なれば道具の最適解も違うはず、そんな考えから生まれたのがarataのトレッキング用アンブレラ「 AU-08/WHITE」です。
「直径88cm」使いやすく疲れにくいちょうどよいサイズを採用
AU-08は日本の山岳環境に適用させるため、直径を88cmと設定しています。
例えば直径88cmの傘は同一形状の直径95cmや98cmの傘と比べて表面積はそれぞれ約14%、19%小さくなるため、風が吹いた時に傘が煽られる力もそれに比例して小さくなります。 これにより風が吹いたときにバランスを崩しにくくなるため傘を支持する筋肉の疲労も低減することが可能です。
88cmとした場合、雨天時にカバーできる面積もその分減少してしまいますが、 登山時となればある程度の雨量となった場合レインウェアを着用するものです。 登山時に使用する傘に求められるのは「雨よりも日射を遮ること」と我々は考え、日傘として使用することを重視しました。 これらを踏まえつつ使用時のバランスと携行性とサイズを検討した結果、直径を88cmと設定しています。
日傘にはより大きなサイズもありますが直径88cmというサイズであれば大柄な人でも上半身をしっかり覆うことが可能です。 必要なサイズに留めつつさらに他の部分での使い勝手を追及、バランスよくご使用いただける製品に仕上げました。
あえて「二段折りたたみ」とすることで耐風性と軽量化を両立
AU-08/WHITEは耐風性と軽量化の両立ために敢えて2段折りたたみとしました。
3段式の折りたたみ傘に比べ、収納サイズが大きくなるデメリットがありますが、フレームとシャフトの強度を保ちやすく、結果として軽量に仕上げることが可能です。特にシャフトは3段式折りたたみになると、遊びが大きく風が吹いている中で使用すると反応が遅れるために扱いにくさがあります。
またスペースの都合、3段式折りたたみは上段のシャフト直径が小さく肉厚も薄くなるため、軽量なアルミシャフトが採用しにくくなるデメリットもあります。
「強度を高めるために可動部を減らすのは設計の基本」。 arataらしくスペックでわかりやすい収納サイズよりも実際の使用時の使用感や強度を重視しました。
8本骨ながらも「169g」の軽量さを実現
AU-08/WHITEは8本骨ながらも本体重量169gを達成しています。 この軽量さを実現しているのは直径を88cmに抑制していることに加えて「カーボン強化樹脂フレーム」「アルミシャフトの採用」です。軽量さを実現するために高価な素材を惜しみなく使用しています。
今回採用した「8本骨」という個所も我々がこだわった部分の一つです。
AU-08/WHITEの開発を初めた頃は、より軽量さを重視した5本骨や6本骨もラインナップする計画でした。
我々はそれらサンプルを作成し山岳域に持ち出しテストを行いました。
幸いにも悪天候に恵まれ、予報で風速7m/sという登山時にはごく一般的な風速の中でテストを行うことができたのですが、 その時に感じたのは「5本・6本骨では使用できるシーンが限られてしまう」ということでした。
保持するのが難しくない風速でも容易に反転することが頻繁に発生しました。 この時に私達は大変に煩わしさを感じ、強度の高い8本骨のみを製品化することを決意、 生地やサイズなど様々な部分を見直す必要がありましたが、その結果使いやすい折りたたみ傘が完成しました。
AU-08/WHITEは傘を支持するのが難しくない範囲の風環境のもとでは骨の反転や破損は起こりません。 外因によるわずらわしさを最低限に抑え、日陰を提供することが可能です
「ピュアホワイト x 完全遮光 x 20Dリップストップポリエステル」
生地選びで重視したのは「完全遮光」と「軽量さ」の両立です。
市場にあるほとんどのトレッキングアンブレラは黒いベースファブリックに表面にシルバーコーティングを施しています。 シルバーコーティングは熱線の反射率が高い一方で遮光率(≒紫外線カット率)を高めようとするほどコーティングの厚みがまし、重量が増えていきます。
また軽量さと強度のバランスに優れるリップストップファブリックとの相性が良くないという一面もあります。 AU-08/WHITEは生地の裏側にリップストップファブリックとの相性も良い完全遮光のブラックコーティングを施しており、紫外線や熱線を100%カットしつつ軽量に仕上がっています。
ただしAU-08/WHITEの生地は紫外線や熱線を100%カットするものの、熱線の反射率はシルバーコーティングに劣るため、傘の生地表面温度はシルバーコーティング生地よりも高くなります。 表面シルバーコーティングか?裏面ブラックコーティングか?非常に悩ましい判断でしたが他と同じでは面白くない。 そんな思いから完全遮光と軽量さを重視し、表面はシルバーコーティングを除いた中で最も表面温度が低くなるピュアホワイトとしました。
カジュアルかつシンプルなピュアホワイトは老若男女すべての方に使いやすいカラーです。
「握りやすさを追求」したハンドル形状」
AU-08/WHITEのハンドル(握る部分)は風の強い環境下でも安心して傘をコントロール出来るように収納サイズよりも握りやすさを重視しています。
手の大きい人も小さい人も握りやすい絶妙な長さ・太さになっています。 納得できるハンドルになかなか出会うことが出来ず探し求めているうちに販売開始時期が遅くなってしまいましたが、その分皆様にもご満足いただけるものに仕上がったと考えています。
傘全体を覆う「専用収納袋」
付属する専用収納袋はハンドルまで覆うことが可能です。 シーム処理はされていませんが、傘の水を切ってから収納すればバックパック内を濡らすリスクを軽減しています。
Spec
arata AU-08 / WHITE
キャノピーサイズ : 88cm
重量:169g (Starage Bag : 8g)
素材:20D Polyester Ripstop 100% Light-Shielding Coating
フレーム:Carbon Fiber
シャフト:Aluminum Alloy
収納サイズ:37cm
※ お使いのモニター設定、お部屋の照明等により実際の商品と色味が異なる場合がございます、予めご了承ください
※文中記載の平均的寸法についてはarata調べによるものです