arata AU-08
アラタ AU-08
トレッキングで使用することを追求
完全遮光・重量・強度のベストバランス
登山用折りたたみ晴雨兼用傘 AU-08
2025年モデルから新たにSilverが追加されました。
カーボンフレームとアルミシャフトで169gと超軽量さを実現
AU-08は特に日本の登山シーンでの使用を想定して製品化を行いました。
欧米のロングトレイルと日本の登山、その最大の違いは「地形」と「風」。
日本の山は急峻で、森林限界を超えると遮るもののない稜線が続きます。
上昇気流や強風にさらされるシーンが圧倒的に多く、そこで傘がどう振る舞うかは、行動の快適性を左右する要素のひとつです。
AU-08は、そんな「風」に耐えるための一本。
強度、サイズ、操作性。すべてをバランスよく仕上げるための工夫が詰まっています。
「直径88cm」使いやすく疲れにくいちょうどよいサイズを採用
AU-08は日本の山岳環境に適用させるため、直径を88cmと設定しています。
例えば直径88cmの傘は同一形状の直径95cmや98cmの傘と比べて表面積はそれぞれ約14%、19%小さくなるため、風が吹いた時に傘が煽られる力もそれに比例して小さくなります。 これにより風が吹いたときにバランスを崩しにくくなるため傘を支持する筋肉の疲労も低減することが可能です。
88cmとした場合、雨天時にカバーできる面積もその分減少してしまいますが、 登山時となればある程度の雨量となった場合レインウェアを着用するものです。 登山時に使用する傘に求められるのは「雨よりも日射を遮ること」と我々は考え、日傘として使用することを重視しました。 これらを踏まえつつ使用時のバランスと携行性とサイズを検討した結果、直径を88cmと設定しています。
日傘にはより大きなサイズもありますが直径88cmというサイズであれば大柄な人でも上半身をしっかり覆うことが可能です。 必要なサイズに留めつつさらに他の部分での使い勝手を追及、バランスよくご使用いただける製品に仕上げました。
あえて「二段折りたたみ」とすることで耐風性と軽量化を両立
AU-08は耐風性と軽量化の両立ために敢えて2段折りたたみとしました。
3段式の折りたたみ傘に比べ、収納サイズが大きくなるデメリットがありますが、フレームとシャフトの強度を保ちやすく、結果として軽量に仕上げることが可能です。特にシャフトは3段式折りたたみになると、遊びが大きく風が吹いている中で使用すると反応が遅れるために扱いにくさがあります。
またスペースの都合、3段式折りたたみは上段のシャフト直径が小さく肉厚も薄くなるため、軽量なアルミシャフトが採用しにくくなるデメリットもあります。
「強度を高めるために可動部を減らすのは設計の基本」。 arataらしくスペックでわかりやすい収納サイズよりも実際の使用時の使用感や強度を重視しました。
8本骨ながらも「142g(Silver)」の軽量さを実現
AU-08は「White 169g」「Silver 142g」という軽量さを維持しながら、風に対して十分な強度を発揮する“8本骨構造”を採用。
この軽量さを実現しているのは直径を88cmに抑制していることに加えて「カーボン強化樹脂フレーム」「アルミシャフトの採用」です。
軽量さを実現するために高価な素材を惜しみなく使用しています。
今回採用した「8本骨」という個所も我々がこだわった部分の一つです。
AU-08/WHITEの開発を初めた頃は、より軽量さを重視した5本骨や6本骨もラインナップする計画でした。
我々はそれらサンプルを作成し山岳域に持ち出しテストを行いました。
幸いにも悪天候に恵まれ、予報で風速7m/sという登山時にはごく一般的な風速の中でテストを行うことができたのですが、 その時に感じたのは「5本・6本骨では使用できるシーンが限られてしまう」ということでした。
保持するのが難しくない風速でも容易に反転することが頻繁に発生しました。 この時に私達は大変に煩わしさを感じ、強度の高い8本骨のみを製品化することを決意、 生地やサイズなど様々な部分を見直す必要がありましたが、その結果使いやすい折りたたみ傘が完成しました。
AU-08は傘を支持するのが難しくない範囲の風環境のもとでは骨の反転や破損は起こりません。
外因によるわずらわしさを最低限に抑え、日陰を提供することが可能です
ホワイトとシルバー、2つの遮光アプローチ
ピュアホワイトモデル(White)
-20Dリップストップポリエステル
-裏面に完全遮光ブラックコーティング
-紫外線・熱線を100%カット
-見た目も涼しい、カジュアルで汎用性の高いホワイトカラー
シルバーモデル(Silver)
-30Dポリエステルポンジー
-表面にUPF50+シルバーコーティング
-軽量性と反射性のバランスを両立
-太陽光を効率的に反射し、表面温度の上昇を抑える
どちらも特徴が異なり、使用環境や好みによって選べるのが魅力です。
「握りやすさを追求」したハンドル形状」
AU-08のハンドル(握る部分)は風の強い環境下でも安心して傘をコントロール出来るように収納サイズよりも握りやすさを重視しています。
手の大きい人も小さい人も握りやすい絶妙な長さ・太さになっています。
傘全体を覆う「専用収納袋」
付属する専用収納袋はハンドルまで覆うことが可能です。 シーム処理はされていませんが、傘の水を切ってから収納すればバックパック内を濡らすリスクを軽減しています。
Silverのみの専用仕様
AU-08/Silverには、以下の仕様変更が施されています:
-石突きがEVA素材に変更(軽量&安全性向上)
-シャフトとグリップの固定構造を見直し、ガタつきを軽減(より高いコントロール性と一体感を実現)
AU-08はただの「軽い傘」ではありません。
風と向き合い、日差しを遮り、登山のひとときを快適に変える「道具」です。
Technical Spec
●arata AU-08 / White
Diameter : 88cm
Body Weight:169g (Starage Bag : 8g)
Material:20D Polyester Ripstop 100% Light-Shielding Coating
Frame:Carbon Fiber
Shaft:Aluminum Alloy
Storage Length:37cm
●arata AU-08 / Silver
Diameter : 88cm
Body Weight:142g (Starage Bag : 6g)
Material: 30D Polyester Pongee Silver Corting
Frame:Carbon Fiber
Shaft:Aluminum Alloy
Storage Length:38cm
※ お使いのモニター設定、お部屋の照明等により実際の商品と色味が異なる場合がございます、予めご了承ください
※文中記載の平均的寸法についてはarata調べによるものです
アラタ AU-08
トレッキングで使用することを追求
完全遮光・重量・強度のベストバランス
登山用折りたたみ晴雨兼用傘 AU-08
2025年モデルから新たにSilverが追加されました。
カーボンフレームとアルミシャフトで169gと超軽量さを実現
AU-08は特に日本の登山シーンでの使用を想定して製品化を行いました。
欧米のロングトレイルと日本の登山、その最大の違いは「地形」と「風」。
日本の山は急峻で、森林限界を超えると遮るもののない稜線が続きます。
上昇気流や強風にさらされるシーンが圧倒的に多く、そこで傘がどう振る舞うかは、行動の快適性を左右する要素のひとつです。
AU-08は、そんな「風」に耐えるための一本。
強度、サイズ、操作性。すべてをバランスよく仕上げるための工夫が詰まっています。
「直径88cm」使いやすく疲れにくいちょうどよいサイズを採用
AU-08は日本の山岳環境に適用させるため、直径を88cmと設定しています。
例えば直径88cmの傘は同一形状の直径95cmや98cmの傘と比べて表面積はそれぞれ約14%、19%小さくなるため、風が吹いた時に傘が煽られる力もそれに比例して小さくなります。 これにより風が吹いたときにバランスを崩しにくくなるため傘を支持する筋肉の疲労も低減することが可能です。
88cmとした場合、雨天時にカバーできる面積もその分減少してしまいますが、 登山時となればある程度の雨量となった場合レインウェアを着用するものです。 登山時に使用する傘に求められるのは「雨よりも日射を遮ること」と我々は考え、日傘として使用することを重視しました。 これらを踏まえつつ使用時のバランスと携行性とサイズを検討した結果、直径を88cmと設定しています。
日傘にはより大きなサイズもありますが直径88cmというサイズであれば大柄な人でも上半身をしっかり覆うことが可能です。 必要なサイズに留めつつさらに他の部分での使い勝手を追及、バランスよくご使用いただける製品に仕上げました。
あえて「二段折りたたみ」とすることで耐風性と軽量化を両立
AU-08は耐風性と軽量化の両立ために敢えて2段折りたたみとしました。
3段式の折りたたみ傘に比べ、収納サイズが大きくなるデメリットがありますが、フレームとシャフトの強度を保ちやすく、結果として軽量に仕上げることが可能です。特にシャフトは3段式折りたたみになると、遊びが大きく風が吹いている中で使用すると反応が遅れるために扱いにくさがあります。
またスペースの都合、3段式折りたたみは上段のシャフト直径が小さく肉厚も薄くなるため、軽量なアルミシャフトが採用しにくくなるデメリットもあります。
「強度を高めるために可動部を減らすのは設計の基本」。 arataらしくスペックでわかりやすい収納サイズよりも実際の使用時の使用感や強度を重視しました。
8本骨ながらも「142g(Silver)」の軽量さを実現
AU-08は「White 169g」「Silver 142g」という軽量さを維持しながら、風に対して十分な強度を発揮する“8本骨構造”を採用。
この軽量さを実現しているのは直径を88cmに抑制していることに加えて「カーボン強化樹脂フレーム」「アルミシャフトの採用」です。
軽量さを実現するために高価な素材を惜しみなく使用しています。
今回採用した「8本骨」という個所も我々がこだわった部分の一つです。
AU-08/WHITEの開発を初めた頃は、より軽量さを重視した5本骨や6本骨もラインナップする計画でした。
我々はそれらサンプルを作成し山岳域に持ち出しテストを行いました。
幸いにも悪天候に恵まれ、予報で風速7m/sという登山時にはごく一般的な風速の中でテストを行うことができたのですが、 その時に感じたのは「5本・6本骨では使用できるシーンが限られてしまう」ということでした。
保持するのが難しくない風速でも容易に反転することが頻繁に発生しました。 この時に私達は大変に煩わしさを感じ、強度の高い8本骨のみを製品化することを決意、 生地やサイズなど様々な部分を見直す必要がありましたが、その結果使いやすい折りたたみ傘が完成しました。
AU-08は傘を支持するのが難しくない範囲の風環境のもとでは骨の反転や破損は起こりません。
外因によるわずらわしさを最低限に抑え、日陰を提供することが可能です
ホワイトとシルバー、2つの遮光アプローチ
ピュアホワイトモデル(White)
-20Dリップストップポリエステル
-裏面に完全遮光ブラックコーティング
-紫外線・熱線を100%カット
-見た目も涼しい、カジュアルで汎用性の高いホワイトカラー
シルバーモデル(Silver)
-30Dポリエステルポンジー
-表面にUPF50+シルバーコーティング
-軽量性と反射性のバランスを両立
-太陽光を効率的に反射し、表面温度の上昇を抑える
どちらも特徴が異なり、使用環境や好みによって選べるのが魅力です。
「握りやすさを追求」したハンドル形状」
AU-08のハンドル(握る部分)は風の強い環境下でも安心して傘をコントロール出来るように収納サイズよりも握りやすさを重視しています。
手の大きい人も小さい人も握りやすい絶妙な長さ・太さになっています。
傘全体を覆う「専用収納袋」
付属する専用収納袋はハンドルまで覆うことが可能です。 シーム処理はされていませんが、傘の水を切ってから収納すればバックパック内を濡らすリスクを軽減しています。
Silverのみの専用仕様
AU-08/Silverには、以下の仕様変更が施されています:
-石突きがEVA素材に変更(軽量&安全性向上)
-シャフトとグリップの固定構造を見直し、ガタつきを軽減(より高いコントロール性と一体感を実現)
AU-08はただの「軽い傘」ではありません。
風と向き合い、日差しを遮り、登山のひとときを快適に変える「道具」です。
Technical Spec
●arata AU-08 / White
Diameter : 88cm
Body Weight:169g (Starage Bag : 8g)
Material:20D Polyester Ripstop 100% Light-Shielding Coating
Frame:Carbon Fiber
Shaft:Aluminum Alloy
Storage Length:37cm
●arata AU-08 / Silver
Diameter : 88cm
Body Weight:142g (Starage Bag : 6g)
Material: 30D Polyester Pongee Silver Corting
Frame:Carbon Fiber
Shaft:Aluminum Alloy
Storage Length:38cm
※ お使いのモニター設定、お部屋の照明等により実際の商品と色味が異なる場合がございます、予めご了承ください
※文中記載の平均的寸法についてはarata調べによるものです